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Archive for September 26th, 2010

スイスで引越し。

9月26日(日曜日)

ルツェルンのアパートもようやく決まった後、そのとき住んでいたチューリッヒのアパートを引き払う手続きをしました。

不動産屋さんに引越しをしたいので契約をやめたいというお手紙を書いて送ります。そして、部屋を今度借りたい人たちのために見せるための見学日(オープンハウス)を決め、不動産屋さんに書類を送ってしばらくすると、インターネットの物件サイト上に私たちのアパートの情報がでていました。

見学日当日、見学時間は1時間でしたが、その間におよそ20〜30組くらいの人たちが見にやってきたので、あっという間に申し込み用紙はなくなりました。チューリッヒ市内のアパートにしては家賃が周辺アパートと比べて安かったせいもあり、外国人と学生っぽい若者が多かったかんじでした。

が、3〜4日したある日、ラファさんのケータイに不動産屋さんからもう一度見学日を一日設けて欲しいという電話があり、前回の見学日のちょうど2週間後にまたやることになりました。

この日も20組くらいの人が見にやってきました。そのなかにははるばるティチーノ州(スイスの一番南の州で、イタリアがすぐそば)から車に乗ってやってきた夫婦もいました。

そんなこんなで、不動産屋さんから無事に次の借り主が決まったというお手紙が届きました。どんな人が今度この部屋に住むのかな〜と思いをめぐらせつつ、私たちは引越し作業&掃除をしてくれる会社を探しました。

スイスでは住んでいた人が部屋の掃除をしてから引っ越さなければなりません。なので、だいたい引越し会社で掃除も一緒にやってくれるところが多いのです。

私たちは4年間チューリッヒのアパートに住んでいたので、自分たちでは完璧に掃除することはできないと思い、業者さんに頼むことにしたのです。

で、8月のとある日、ルツェルン のアパートの鍵の受け取り日がありアパートに行きました。不動産屋さんと前の住人の女性と私たちでProtokollを作成していきました。

Protokollは例えばリビングなら、壁や床の状態や傷の有無などをチェックしたり、入り口のドアがちゃんと閉められるとか鍵があるなどを前の住人さんのときに作成したProtokollと照らし合わせてチェックすることなのです。

無事にProtokollも終わり、新居の鍵を受けとりました。あ〜これで私たちのお家(部屋)だね〜〜とラファさんと喜びあったのです。
さて、引越し当日は朝7時半から引越し屋さんが来て、テキパキとダンボール箱や家具をトラックに運び、ルツェルンのアパートへも素早く行ってくれました。日本の業者さんのようにすごく丁寧ではなかったので、運び出しで気になる点も多々ありましたが、無事に全て終了しました。

そして、引越し日から3日後、チューリッヒのアパートの鍵を今度住む人に渡す日がやってきました。部屋に行くと、掃除の業者さんがきれいに掃除をしてくれてありました。さすがプロ。

約束の16時になると、部屋に不動産屋さん、管理人さんがやってきて、最後に新しい借り主の男性がきました。ここでもルツェルンのアパートでやったように不動産屋さんと管理人さんとラファさん、男性の4人で部屋のあちこちを見てまわるProtokollを作成していきました。

約1時間くらいでProtokollも終わり、鍵を男性に渡しました。

アパートを出てから、いろいろなことが思いだされました。初めてのスイスでの海外生活、慣れない(スイス)ドイツ語に、初めて体験する日本とは違う生活習慣などたくさんの思い出ができたアパートでした。小さかったけれど、ふたりで住むには狭いわけではなくちょうどいいくらいの大きさで、買い物に行くのにも街に行くのも便利なアパートでした。

ルツェルンにどのくらい住むのかまだわかりませんが、せっかく縁あって引っ越して来たのでこれからはルツェルン市内や近郊の町についてこの日記でたくさん書いていけたらなと思っています。