春のエンガディン。その3
5月22日(土曜日)
3日目のこの日は、Müstair近辺のハイキングへ。
でもハイキングの前に、今回の宿泊特典の中に含まれていたシュナップス製造店の見学へ出かけました。
場所は郵便バスでZernez方面に向かってOrasom Tschiervというバス停からすぐのところでした。
お店というより普通の一軒家の中にシュナップスを作る機械があって、おじさんがその機械と作り方などを説明してくれ、そのあとさまざまなシュナップスを試飲しました。
シュナップスはかなりアルコール度が高いので私は飲めないのですが、ラファさんは大好きなので興味津々でおじさんの話を聞いていましたっけ。
バジルやハーブ、りんご、栗などから作ったシュナップスなどもあって、ちょっとビックリ。バジルはやっぱり、少し薄い緑色だし、栗は栗色でした。
お土産用に2種類のシュナップスを買っていたラファさんでした。
その製造店のすぐそばにハイキングコースがあったので、そこからハイキングスタート!!
でも、あいにく天気がパッとしなくてときおり雨が降る始末。せっかくのお昼もベンチに座ってみたものの冷たい風と弱い雨の中食べなくてはならず簡単に済ませなくてはいけなかったし、寒いし更に天気が悪くなりそうだったので予定のコースもあきらめなくてはいけなくて、何度悪天候を恨んだことか。
でも、コース横に咲くたくさんの春の花に心を癒され、しばらくずっと眺めていました。
コースの様子
舗装された道路や草むら、獣道みたいな狭いコースを歩いたり、コースを倒れた木がふさいでいたりもしました。
コース途中には馬が2頭
自由な馬でした。
大きなキノコ
Schlüsselblumeの大群
どこまでも広がるSchlüsselblumeの黄色にビックリしました。
名前がわかりませんが、ラファさん曰く、自然の中で見るのはとても稀なことなんだそうです。
ハイキングの後、Sta. Mariaにある機織り施設の見学へ。一枚、一枚丁寧に機織り機で作っていました。実際に機を織っている様子を間近でみることができたり、一本一本縦糸を機械に準備している様子なども見学することができました。
ショップでは様々な作品を買うことができるのですが、なにせ手作りなので結構なお値段。生地を買って自分で作るのもいいかなと思いましたが、ミシンがないのでそれはあきらめ、悩んだ結果ショルダーバッグを購入。ラファさん、ありがとうなのでした。
ぜひぜひ、次回は快晴のもと、行けなかった村へハイキングをしたいものです。
Posted: May 22nd, 2010 under スイス国内旅行.
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