スイスの生活～合縁key縁～

９月１６日（木曜日）

引越しした理由は、ラファさんの転職。

たまたま見つけた会社がLuzernだったということ。

それに私がLuzernに住みたいと思っていたこともひとつあるかもしれません。

でも……最大の理由は、洗濯。

前のチューリッヒのアパートは買い物に行くのにとても便利だったし、隣は小学校だったから遮るものがなにもなくて明るくて好きだったけど、洗濯だけが問題だった。

スイスでは基本的にアパートの地下室に洗濯室があって、そこに洗濯機、乾燥機それと乾燥室（洗濯物干し部屋）があるのです。で、決められた日に順番に洗濯ができるようになっているのですが、前のアパートは日本式に数えると９階建てでワンフロアーに３軒ずつ、つまり２７軒。ということは、どう考えても洗濯は月に１回。

だから日本から来たばかりのころは、日に日に洗濯物が溜まっていくのが嫌で嫌で仕方なかったのです。

ま、それもだんだんと慣れていきましたけどね….。２週間くらいはどうってことないくらいないに。

でも、今年の春のとある日でした。

前のアパートには２台の洗濯機があり、１回目が終わったので乾燥機に入れようと洗ったばかりの洗濯物を取り出すとなぜか髪の毛のようなものがあちらこちらについていたのです。

最初は「なんで？？」でしたが、洗濯内部を見ると大量の髪の毛を発見。これにはさすがのラファさんも怒って写真を撮って不動産屋さんにメール。

その後の掃除が本当に面倒だったし、大変だったのです。

このことがあってから、私の引越ししたいという思いがどんどん大きくなりました。

で、ラファさんの転職先も無事に見つかったので、それからLuzernでの部屋探しが始まりました。

９月１３日（月曜日）

久しぶりの日記でいきなりですが、私たち『引越し』しました。

新居はスイスの中で中央スイスと呼ばれている地域にある街 Luzern（ルツェルン）です。(写真は以前冬に撮ったものです）

しばらくは荷物整理でなかなか更新できないかもしれませんが、どうぞこれからもよろしくお願いします〜〜

９月２日（木曜日）

母がスイスにいた日は行き帰りの日を除くと、たったの５日間。その間、お天気が本当に良かったのは最終日だけでした。この日は、スイスといえば….やっぱり『ハイジ』ということで、ハイジ村へ行きました。

ハイジ村があるのはMaienfeldなので、チューリッヒからSargansで降り電車を乗り換えてMaienfeldへ。そしてハイジ村へは歩いて行きました。

Maienfeldの駅

駅とハイジ村の間にはブドウ畑がたくさん

この看板が見えたらもうすぐそこ

ハイジ村です

ハイジの家

 

ハイジとペーター、それとおじいさん

 

世界中のハイジの本

 

マイエンフェルトの村

ハイジの家から出るとたくさんの日本人の方々の姿があり、お土産を売っているショップでいろいろお土産を買っていました。

お昼は駅の近くのレストランとすでにラファさんが決めていたので、帰りもブドウ畑を眺めながら散歩。

で、お昼ご飯はレストランのテラス席で。外で食べていたから気分が良かったからか母は「デザートも食べたい！！」と言い全部食べてしまいました。とてもとても美味しいお昼ご飯でした♪

グラウビュンデン州の名物　Capuns

豚の骨付きステーキ

鹿の肉

駅からハイジ村のほうを見ると山の姿が。「終り良ければすべて良し」かな。

母の初めての夏のスイスはせっかくの夏なのに気温が低くて寒かったけれど、朝一番に起きてどんな料理でも全部完食して、いちばん元気で、いつも楽しそうに笑っていました。

来年も来ると言っていたので、ラファさんと楽しみに待とうと思います。来年こそは良い天気だといいなぁ。